• まずは10月6日にテストネットで実行
  • ZEC価格は上昇基調

アップグレード時期の目標設定

暗号資産(仮想通貨)ジーキャッシュ(ZEC)の関連組織とエンジニアリングチームは18日、次期アップグレード「NU7」を11月5日を目標にメインネットで実行するとの方針で全員一致した。

その前に10月6日にテストネットで試した上でメインネットで実行する計画。NU7では、ブロック生成間隔を現行の75秒から25秒に短縮するアップグレードなどが行われる。

ジーキャッシュを巡っては、NU7の内容を決めるために投票を行ったことが以前から明らかになっていた。14日には投票が終了し、ブロック生成間隔の短縮など、アップグレード内容の支持の割合も事前にわかっていた。これまで実施時期は決まっていなかったが、今回は日程で進展があった。

仮想通貨ジーキャッシュ(ZEC)のコインホルダー投票で、次期アップグレードNU7の内容が固まった。ブロック生成間隔を25秒に短縮する一方、半減期は維持する。手数料還元制度の開始時期や今後の予定も解説する。

日程についてはまだ確定しているわけではない。今後はまず、9月30日までに機能のコードを完成させてテストネットでの実行に備える。その後にアップグレードするブロック高を決め、10月6日にテストネットでNU7を行う計画だ。

そして、テストネットでの状況を考慮して、メインネットでの実行やNU7を行うブロック高を10月20日に最終決定する予定。順調に進めば、11月5日にメインネットで実行することになる。

公式サイトによれば、NU7はジーキャッシュのネットワークにとって9回目の大きなアップグレード。ブロック生成間隔の短縮以外にも、手数料の一部をブロック報酬に還元する「ネットワーク持続可能性メカニズム(NSM)」の導入が関心を集めている。

NSMは、マイナーへの報酬減少に伴う長期的なセキュリティー予算の懸念を受けて提案された制度で、取引手数料の60%を市場から一時的に取り除き、将来のブロック報酬として再循環させる仕組みを採る。

価格が上昇基調

ジーキャッシュは最近、ZEC価格の面でも注目度が高い。背景には現物ETFへの資金流入やマイニング参入の増加などがあるとみられており、今月には、2016年の取引所上場直後の乱高下を除くと約10年ぶりとなる1,000ドル台に到達した。

仮想通貨ジーキャッシュ(ZEC)が1000ドルを突破した。グレースケールの現物ETFへの資金流入とマイニング参入増加が相場を押し上げ、時価総額は170億ドル規模に達した。

本記事執筆時点でも上昇基調にあり、ZECの価格は1,495ドル(約23.4万円)台で推移。「CoinGecko」のデータによると前週比では28%、前月比では172%超上昇しており、時価総額の順位は9位である。

解説記事:ジーキャッシュ(ZEC)は日本で扱われている?国内取扱状況と急騰の背景

ジーキャッシュ(ZEC)は2018年にCoincheckが取扱いを終了して以降、国内未上場のまま。Grayscale ETF「ZCSH」上場を機に2026年9月4日1,000ドルを突破しました。国内取扱状況・価格推移・規制リスクを最新情報で整理します。