- バイナンス9月出来高500億ドル超、7月比約2割増
- クラーケン2倍に、新高値には需要の加速が必要
主要取引所の現物出来高が小幅回復
仮想通貨分析企業クリプトクアントのアナリストDarkfost氏は5日、ビットコイン(BTC)の現物出来高が9月にかけて緩やかに増えたものの、力強い回復には至っていないとX(旧Twitter)で指摘した。7月にビットコインが安値をつけた局面では、現物出来高も前回の弱気相場以来の低水準まで落ち込んでいた。
同氏によると、7月の水準はビットコインへの関心が約3年ぶりの弱さに沈んだことを示すという。その後は持ち直しているが、勢いは限定的だ。
取引所別では、バイナンスの9月の現物出来高が500億ドルを超え、7月の420億ドルから約2割増えた。主要取引所の中で最大の規模となる。バイビットは140億ドルから190億ドルへ、クラーケンは40億ドルから80億ドルへと2倍に拡大した。
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グラスノードによると、ビットコインの長期保有者は今サイクルを通じて含み益を維持した。指標LTH-MVRVはサイクル安値でも1を上回り再上昇しており、少なくとも2015年以降の弱気相場では例がない。高値圏で買った層の取得単価や売却動向も紹介する。
新高値には需要の加速が必要
同氏は、今回の小幅な出来高の増加がビットコインの新たな上昇の勢いと並行して起きたと説明した。ビットコインが新高値を試すには、現物出来高のさらなる拡大と、何よりも需要の増加によって流れが加速する必要があるとの見方を示している。