- OKXへの出資は3月のICE主導ラウンドの延長
- 現実資産のトークン化へ資本を確保
OKXの戦略的投資
大手仮想通貨取引所OKXは6日、サークル、リップル、スタンダードチャータード傘下のSCベンチャーズ、運用会社キューブ・リサーチ・アンド・テクノロジーズ(QRT)による投資前評価額250億ドル(4兆円弱)の戦略的投資が完了したと発表した。
今回は、ニューヨーク証券取引所の親会社インターコンチネンタル取引所(ICE)が主導した3月のラウンドの延長にあたると説明した。
OKXは、次世代のオンチェーン市場という構想に向け、金融インフラの構築で中心的な役割を担う企業を結集させる取り組みだと位置づけた。金融インフラはステーブルコインの発行、流動性、担保、保管といった中核の要素が連携して機能し、各出資者はすでにOKX上でそのいずれかを支えているという。
OKXによると、サークルは世界最大の規制対象ステーブルコインUSDCの発行体で、リップルのステーブルコインRLUSDはOKXの統合オーダーブックで利用できる。
また、QRTは大規模な流動性とリスク許容力を提供する機関投資家の主要な取引相手で、スタンダードチャータードはOKXとブラックロックとの提携で開始した担保の枠組みの中核となるトークン化米国債ファンドBUIDLの保管機関を務めると説明した。
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OKXとNYSE親会社ICEの合弁OKXICEが、トークン化した米国株を24時間取引する施設の開設をSECに通知した。9月導入のSECの「イノベーション免除」を活用し、60銘柄超から始める計画。保有者には配当や議決権も付与される。
創業者と出資者の発言
OKXの創業者兼CEO、スター・シュー氏は、保有し、決済に使い、投資し、増やすというビジョンを掲げ、今回の資金は成長を続け、現実資産をトークン化するための資本になると述べた。同氏は、取引所は出発点であり、より広範なグローバル金融テクノロジー・プラットフォームへ進化していると語った。
サークルの共同創業者兼会長兼CEO、ジェレミー・アレアー氏は、出資はOKXとの関係の深化であり、次世代の市場インフラが向かう先を示すものだと述べ、QRTのクオンツ取引ディレクター、トーマス・イートン氏は、OKXへの確信とデジタル資産、24時間365日の市場の長期的な成長を反映したものだと語った。
リップルのステーブルコイン担当シニアバイスプレジデント、ジャック・マクドナルド氏は、ステーブルコイン、決済、機関投資家向け市場での協業を深める道が開けるとし、SCベンチャーズのCEO、アレックス・マンソン氏は、デジタル資産には機関投資家水準の保管を含む信頼できるインフラが当初から必要だと述べた。