- 先物需要は平均3万2,000BTCで横ばい推移
- 価格下落局面での需要回復を前向きと評価
総需要が再びプラス圏に
オンチェーン分析企業クリプトクアントのアナリストDarkfost氏は8日、ビットコイン(BTC)の需要動向に関する分析をXで公表した。現物と先物を合わせた総需要は1万4,000BTCを超え、プラス圏に戻ったという。
同氏は、価格の動きばかりが注目されるなかで需要の推移を追い続けていると説明する。ここ数日で需要は目に見えて改善しており、とりわけ現物の回復が大きい。
グラスノードの週次レポートによると、ビットコインの直近の上昇は取引高が乏しく、新規資金は実現時価総額の増加分の4割未満にとどまった。オプション市場は強気に傾く一方、清算水準は価格の下方に集中している。
現物需要、9月20日から約19万BTC改善
現物需要は足元でマイナス1万7,000BTC。依然としてわずかにマイナス圏にあるものの、9月20日時点のマイナス20万7,000BTCと比べると、マイナス幅は9割以上縮小した。需要指標のマイナスは、売り需要が買い需要を上回っている状態を示す。
先物需要はここ数日ほぼ横ばいで、平均3万2,000BTCで推移している。総需要のプラス転換は、先物が安定するなかで現物のマイナス幅が縮まったことによるものだ。
Darkfost氏は、価格が下落する一方で需要が戻りつつある現状を「ポジティブな構図」と評価した。