• 1日の純流出、1万3800BTC超を記録
  • BTCは7月以降約45%上昇、FOMOの見方も

バイナンスで約3年ぶりの大量流出

クリプトクアント(CryptoQuant)のアナリスト、Darkfost氏は25日、仮想通貨取引所バイナンス(Binance)からのビットコイン(BTC)の純流出が1日で1万3,800BTCを超え、2023年以来、約3年ぶりの規模に達したと指摘した。同取引所のネットフロー(流入量から流出量を差し引いた値)は、週平均でもマイナス約2,000BTCと流出超過が続いている。

同氏によれば、バイナンスはあらゆる種類の投資家が利用できる取引所に置かれたBTCのうち、約30%を保有する。そのBTC準備金は4日間で70万5,000BTCから68万5,000BTCまで減った。差し引き約2万BTCが、短期間で取引所の外に移ったことになる。同取引所では7月下旬にも1日約9,000BTCの純流出が報じられていたが、今回はその規模を大きく上回った。

流出が優勢になる局面について、同氏は投資家が自らBTCを保管する選択をしている表れだと説明する。長期保有と結びつきやすい行動であり、「前向きなサイン」と位置づけた。同氏によれば、取引所に置かれたBTCが減ることで、潜在的な売り圧力も機械的に縮小するという。にくい

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クリプトクアントが仮想通貨市場週間レポートで、ビットコインが365日移動平均線を上抜けたと指摘。新たな強気相場入りのシグナルだと分析している。

5月高値を上抜け、出遅れ組のFOMOか

Darkfost氏は、今回のBTCの上昇をこれまでの反発とは異なる強気の動きとみる。7月以降の上昇率は約45%に達し、5月の高値である8万2000ドルを上回る水準で数日連続して終値をつけた。上昇の過程でも蓄積の動きは続いており、取引所のBTCフローにそれがはっきり表れているという。BTCは25日時点で8万4,000ドル台で推移している。

急激な流出の背景について、同氏は遅れて市場に入った投資家のFOMO(取り残されることへの恐れ)の波を示唆するものだと分析した。とりわけ、過去の弱気相場のような一段安を待っていた層が買いに転じた可能性を挙げる。BTCの上昇が続けば、同様の大量流出が再び起きても不思議ではないとの見方も示した。